鹿児島県沖永良部島の知名町に鎮座する神社で、14〜15世紀に島を統治した英雄・世之主(ゆのぬし)の霊を祀る。世之主は沖永良部島の黄金時代を築いた領主として島民に深く慕われ、知恵と武勇に優れた人物として語り継がれている。薩摩藩による支配後も島民は世之主の霊を守護神として祀り続け、毎年執り行われる例大祭には多くの島民が集まる。境内からは沖永良部の美しいコバルトブルーの海と珊瑚礁が望め、隆起珊瑚礁の島特有の美しい景観の中に鎮座する。2021年に世界自然遺産にも登録された沖永良部島の歴史と文化を伝える重要な聖地。