廓信寺は正覚山長性院と号する浄土宗の寺院です。慶長年間(1596〜1614)、浦和郷の代官・中村彌右衛門吉照が旧主・高力河内守清長(法名廓信道誉)の追福のために開基し、光譽満靈上人を開山として創建されました。寺号は開基と旧主の法号から一字ずつとっています。慶安元年(1648)には幕府より寺領20石の御朱印状を拝領しました。境内には足立坂東三十三ヶ所霊場の第2番札所として多くの参拝者が訪れます。境内のカヤ(イチイ科常緑高木)は樹高16.5メートル・幹周2.46メートルを誇る古木で、さいたま市指定天然記念物(1996年指定)に選定されています。また廓信寺の門前付近は、明治31年(1898)に「紅赤…