仙北市(旧西木村)上桧木内に鎮座する神社は、毎年2月10日に開催される「上桧木内の紙風船上げ」に深いゆかりを持つ神社である。この行事は秋田県の無形民俗文化財に指定されており、夜空に無数の和紙製の熱気球が舞い上がる幻想的な情景は「冬の風物詩」として全国に知られている。紙風船上げは小正月の行事として行われ、豊作や家内安全を願う地域の人々の祈りが風船に込められ夜空に放たれる。神社はこの祭りの精神的な支柱として、行事の前後に参拝が行われる。仙北市の自然に囲まれた上桧木内の冬景色の中で、幻想的な光の球体が次々と夜空に昇る光景は、日本の美しい民俗文化を体現するものとして世界からの注目も集めている。