三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台として全国に知られる神島の総鎮守で、島の東端の灯明山山上に鎮座する。創建は古く、伊勢湾の航海を守護する神として海の民から崇敬されてきた。御神体は鏡と剣で、弥生時代から古墳時代の鏡60面以上が神宝として伝えられ、市の有形文化財に指定されている。毎年1月1日から3日にかけて行われる「ゲーター祭」は、日の出を迎える奇祭として国の選択無形民俗文化財。岬の突端に古代祭祀場の石積みが残り、海上安全を祈る聖地として古代信仰の姿を今に伝える。鳥羽からフェリーで約40分、離島の静けさと海洋信仰の原風景に出会える島社。