「新編相模風土記稿」に「小澤山と号す、古義真言宗高野山慈眼院末、開山開雄、仁治元年(1240)三月三十日寂す」との記述があり、鎌倉時代にさかのぼる法灯を伝える。文明年間(1469〜1486年)の創建との伝承もあり、江戸時代には慶安元年(1648年)に7石9斗の御朱印を拝領した。本尊の千手観世音菩薩・不動明王・毘沙門天はいずれも江戸中期作の木造で、平成11年(1999年)に本格修理が施されている。津久井三十三所観音霊場の札所として地域の信仰を集め、津久井湖を見下ろす山腹という景観も参拝者に親しまれてきた。