周南市北部の鹿野地区に位置する臨済宗南禅寺派の寺院で、山号を鹿苑山という。応安7年(1374年)、周防・長門の守護大名として西国に威を張った大内氏によって創建された。寺の裏山の潮音洞から引かれた清水を境内に導き、これを活かした庭園で知られる。昭和期に作庭家・重森三玲の手により「曲水の庭」「地蔵遊化の庭」「蓬莱山池庭」「九山八海の庭」「曹源一滴の庭」「瀟湘八景の庭」の六庭園が作られ、近代日本庭園の名作として名高い。令和3年(2021年)10月、漢陽寺庭園は国の登録記念物(名勝地関係)に登録された。紅葉の名所としても親しまれている。