葛城御縣神社は、奈良県葛城市葛木に鎮座し、延喜式「大和国葛下郡 葛木御縣神社」として大社に列格する式内大社。「大和六御縣神社」の一社で、古代朝廷の直轄農耕地(御縣)のうち葛城御縣を守護する社として創建されたとされる。主祭神の劔根命は『日本書紀』に神武天皇東征の功績によって葛城国造に任じられた人物として登場し、葛城氏の祖と伝えられる。なお元来の主神は天津日高日子番能瓊瓊杵命(ニニギノミコト)であったが、明治5年(1872年)に劔根命が追加された。慶長6年(1601年)に領主桑山氏が神武東征ゆかりの諸鍬神社を合祀したが、元治元年(1864年)に分離し、現在の西光寺境内西の地へ遷座した。明治7年(1…