岡山市北区金山寺にある天台宗の古刹で、天平勝宝元年(749年)に報恩大師が開創したと伝わる。岡山県下における天台宗の拠点寺院で、備前四十八ヶ寺の総本山として歴史上大いに栄えた。鎌倉時代の建長4年(1252年)再建の本堂は入母屋造の壮麗な建築で、戦災を免れ国の重要文化財に指定されていたが、平成24年(2012年)に不審火で焼失。現在は再建プロジェクトが進行中。山門・三重塔・護法堂など他の堂宇は健在で、境内に残る鐘楼と墓地からは岡山平野を一望できる。備前国に天台宗を広めた報恩大師ゆかりの古刹として、今も信仰を集める。