駒形神社は昭島市大神町に鎮座する神社で、農耕・馬を守護する駒形神を主祭神として祀る。「駒形」は馬の形(こまかた)を意味し、農耕馬の守護と飼育の安全を司る神として、馬が農業・運搬の要だった時代に農民から篤く信仰された。大神町は多摩川沿いに広がる低地の旧村落で、江戸時代には幕府領・旗本領が入り組む武蔵野の農村地帯であった。水田の開発と農耕馬の労働が村の経済を支え、駒形神社はその守護神として農事の節目ごとに祭礼が行われた。近代以降も昭島市大神の鎮守として氏子組織が維持されており、農業が衰退した現代でも無病息災・家内安全・産業繁栄の御利益を求める参拝が続いている。