神津神社は大阪市淀川区十三の地に鎮座する神社で、十三地域の氏神として長く地域住民の崇敬を集めてきた。十三は古くから淀川の渡し場として知られ、摂津国の交通の要衝であった。神社の創建については詳細な記録が残されていないが、淀川流域の開発とともに集落の守護神として祀られたと伝わる。江戸時代には十三村の鎮守として機能し、村人たちの年中行事や祈願の中心地となった。明治維新後の社格制度整備においては神社本庁の包括下に置かれ、現在も春秋の例祭をはじめとする年間祭礼を通じて地域コミュニティの精神的な支柱としての役割を担い続けている。