南会津町舘岩前沢にある、明治40年(1907年)の大火後に一斉に再建された「曲家(まがりや)」の集落。曲家はL字型に折れ曲がった平面を持つ独特の民家形式で、母屋と馬屋を一体化した東北地方の伝統的建築。23棟の曲家が茅葺き屋根を美しく連ねる景観は全国でも類を見ない集中度で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。集落全体が博物館のように保存整備され、内部見学可能な建物もある。周囲は山と田畑に囲まれ、日本の原風景ともいえる里山の景観が広がる。紅葉の秋、雪景色の冬が特に美しく、写真愛好家や外国人観光客に人気の秘境。