真光寺は大阪市大正区泉尾に位置する浄土真宗本願寺派(西本願寺系)の寺院である。浄土真宗は鎌倉時代の建暦2年(1212年)頃、親鸞聖人が法然の念仏思想を受け継ぎ独自に確立した宗派であり、阿弥陀仏の本願による絶対他力の救済を根本教義とする。本願寺は戦国時代に織田信長との石山合戦(1570〜1580年)を経て大坂の石山本願寺を退去し、その後豊臣秀吉の寄進によって現在の京都・西本願寺の地に移転した。泉尾地区は大正時代以降に工業地帯として発展した地域であり、真光寺はその生活共同体の精神的基盤として地域住民の仏事を担ってきた。