舞鶴市松尾、双耳峰の青葉山の中腹にある真言宗醍醐派の寺院で、山号は青葉山、西国三十三所観音霊場の第29番札所である。三十三か所の中で唯一、馬頭観世音菩薩を本尊とする。寺伝によれば和銅元年(708年)、唐から渡来した威光上人が、青葉山を唐の霊山・馬耳山に見立てて登り、大樹の下で馬頭観音を感得して草庵を結び、馬頭観音像を安置したのに始まるとされる。馬頭観音は滅罪生善のほか、牛馬畜産・農耕水産・車馬交通の守り仏として、また競馬関係者からも篤い信仰を集める。宝物殿には国宝の絵画をはじめ多くの文化財を蔵し、大日・釈迦・阿弥陀の面をつけて舞う中世以来の「仏舞」(国の重要無形民俗文化財)が毎年5月8日に奉納…