朝倉市荷原に鎮座する筑前国屈指の古社。『延喜式神名帳』(927年)に「筑前国下座郡美奈宜神社三座(名神大)」として登録された式内名神大社で、延喜式の神社格付けの最高位にある。『続日本紀』天平2年(730年)には九州の名神12社のひとつとして朝廷の奉幣を受け、『日本三代実録』貞観元年(859年)には従五位上の神階を授けられた記録が残る。祭神は天照皇大神・住吉大明神・春日大明神の三柱。創建については神功皇后の三韓征伐帰還後に美奈宜川のほとりに鎮座したとも伝わり、仁徳天皇の御代(313〜399年頃)にその起源をもつとも言われる。社地は池辺の創祀地から大宝元年(701年)に栗尾山頂へ、元弘3年(133…