岐阜県美濃市に広がる「うだつの上がる町並み」は、江戸時代から明治時代の和紙問屋・商家が建ち並ぶ重要伝統的建造物群保存地区。「うだつ」とは屋根の両端に設けられた防火壁で、裕福な商家のみが付けられた贅沢な設備であることから「うだつが上がらない」という慣用句が生まれた地。美濃和紙は1300年の歴史を持つ伝統工芸品で、「本美濃紙」としてユネスコ無形文化遺産に登録されている。毎年10月第2土曜日に開催される「美濃和紙あかりアート展」では、和紙を使った灯籠・行灯が町並み一帯を幻想的に彩り、全国から多くの観光客が訪れる。美濃市は「うだつの町」として整備されており、和紙体験工房・和紙博物館・和紙製品の販売店が点在する。