岐阜県美濃加茂市に位置する太田宿は、中山道五十二番目の宿場として江戸時代に栄えた歴史的な町並みを残す地区。木曽川の渡し(太田の渡し)を控えた重要な宿場で、川の増水時には旅人が足止めされることも多く、多くの宿屋・商家で賑わった。現在も江戸時代の旅籠「本陣・脇本陣」の建物が保存・公開されており、「中山道太田宿中山道会館」として往時の宿場の雰囲気を体感できる。美濃加茂市は木曽川沿いの豊かな自然と産業が融合した地域で、日本大正村(明智地区)とともに中山道観光の重要拠点。太田宿本陣は岐阜県指定文化財で、江戸時代の大名・公家が参勤交代の際に宿泊した由緒ある建物が現存する。