妙隆寺は大阪市鶴見区今津南に位置する法華宗(真門流)の寺院である。法華宗真門流は日蓮聖人の教えを継承する宗派で、京都・本隆寺を大本山とする。本隆寺は応永5年(1398年)に日叡上人によって創建されたと伝わり、日蓮の孫弟子の流れを汲む宗派として独自の法脈を守ってきた。真門流は「不受不施」の精神を一部に継承しつつも、広く民衆への布教を重視した宗風を持つ。寺名「妙隆」は法華経の「妙」の字と隆盛を意味する「隆」を組み合わせた瑞祥名で、法華宗系の寺院に多く見られる。当寺は今津南の地に創建され、法華経の功徳を説きながら地域の菩提寺として信仰を集めてきた。