沼袋氷川神社の創建は、南北朝時代の正平年間(1346〜1370年)頃とされる。武蔵国一宮である大宮の氷川神社から勧請されたと伝わり、須佐之男命を主祭神として沼袋の地に鎮座した。以来、地域の鎮守として周辺住民の崇敬を集めてきた。江戸時代には幕府の社寺行政のもとで地域信仰の中心として機能し、村の守護神として祭祀が継承されたとされる。明治時代の神仏分離令以降は神社としての体制が整えられ、近代的な社格制度のもとに位置づけられた。その後も地域の氏神社として維持・管理され、現在に至る。現境内には三本に分かれた「三本願い松」が残り、願掛けの名所として親しまれている。また中野七福神の一社として布袋尊を祀り、毎…