自凝島神社は、『古事記』『日本書紀』に記された国生み神話においてイザナギ・イザナミの二神が天沼矛で海をかき混ぜ、滴り落ちた潮が凝り固まって生まれたとされる「オノコロ島」の伝承地のひとつに鎮座する古社である。創建年代は不詳だが、神話に根ざす信仰は古代にさかのぼると伝わる。中世以降は淡路島の在地領主や近隣住民によって守護され、地域の産土神として崇敬されてきたとされる。近世には伊弉諾尊・伊弉冉尊を主祭神とする縁結びの神社として広く知られるようになったと伝わる。近代以降、信仰の復興とともに境内の整備が進められ、現在そびえる高さ21.7mの朱塗りの大鳥居が建立された。この鳥居は日本三大鳥居のひとつに数え…