天徳3年(959)、当国の山田長慶が長門国の住吉神社の分霊をこの地に奉遷して創建したと伝えられます。祭神は住吉三神(表筒男命・中筒男命・底筒男命)です。文治3年(1187)には源頼朝の命により北武蔵十二郡の総社に定められ、地域の中心的な神社として崇敬を集めました。室町時代の永享元年(1429)には鎌倉公方・足利持氏によって社殿が再建され、この時の棟札が現存しています。江戸時代には慶安2年(1649)に徳川家光から朱印高6石を賜り、以後歴代将軍に社領を安堵されました。例祭で奉納される「坂戸の大宮住吉神楽」は、江戸里神楽の影響を受けた演劇性の高い神楽として昭和52年に埼玉県指定無形民俗文化財となり…