大鳥大社は和泉国一之宮であり、延喜式内名神大社に列せられた古社。景行天皇の御代、東征を果たした日本武尊が薨去の後、その御魂が白鳥となって大和・河内の空を飛翔し、最後にこの地(大鳥の里)に舞い降りたと伝わり、ここに社殿が営まれたとされる。御祭神は日本武尊と大鳥連祖神で、全国に鎮座する大鳥神社の総本社である。本殿は「大鳥造」と称される切妻造・妻入りの古様式を持ち、出雲大社造に次ぐ古い建築形式として知られる。中世には兵火で焼失を繰り返し、慶長7年(1602年)には豊臣秀頼の命により片桐且元を奉行として再建されたが、大坂の陣で再び灰燼に帰した。寛文2年(1662年)に幕命により堺町奉行が社殿を復興。明…