主祭神は誉田別命(応神天皇)で、深谷市指定文化財に指定された本殿と手水舎を有する歴史ある八幡社です。江戸時代に編纂された『新編武蔵風土記稿』には、鎌倉時代の武士・榛沢六郎成清の勧請により創建され、十一面観音を安置したと記されています。成清は源平合戦期に活躍した在地武士で、深谷周辺を本貫とした榛沢氏の一族とされています。社名は「児玉宮」「御霊宮」「大寄大神社」と変遷し、現在の「大寄八幡大神社」の呼称は戦後に定着したものです。現存する本殿は享保13年(1728年)の礎石銘を持つ木造銅板葺の建物で、内外に彫刻と彩色を施した江戸時代の社殿建築として深谷市の指定を受けています。