弘前市に位置する真言宗智山派の寺院で、国の重要文化財に指定された五重塔が聳え立つ弘前を代表する名刹。五重塔は寛文7年(1667年)に建立された東北最古の五重塔の一つで、高さ約31.2メートル。津軽藩二代藩主・津軽信枚が亡き父・為信の菩提を弔うために建立を発願したとされる。塔の各層に施された精緻な装飾彫刻は江戸時代前期の建築技術の粋を集めたものであり、訪れる人々を魅了する。弘前公園(弘前城)に隣接する立地から、春には満開の桜を背景にした五重塔の景観が絶景として多くのカメラマンを惹きつける。長勝寺・革秀寺とならぶ津軽藩ゆかりの寺院として、弘前の歴史と文化を後世に伝える重要な存在である。