京都府与謝郡与謝野町字明石に所在する国指定史跡。前方後円墳1基・円墳2基・方墳2基、計5基から構成される古墳群で、1930年7月8日に単一の史跡名「作山古墳」として国の史跡に指定された。丹後半島の付け根、加悦谷東縁の段丘上に営まれ、谷を隔てた北側には日本海地域屈指の大型前方後円墳・蛭子山古墳(全長145メートル)が隣接する。築造は古墳時代前期後葉から中期前葉にかけてで、西から東へ順に営まれたとみられる。1号墳(前方後円墳、直径約28メートル)からは変形四獣鏡や石釧、ガラス小玉などが、5号墳(円墳)からは内行花文鏡や石釧などが出土しており、埴輪や石棺の様式に蛭子山古墳との共通性が見られることから、蛭子山古墳を営んだ首長系譜に連なる下位首長墓群と推測されている。現在は与謝野町立古墳公園として整備され、出土品を展示する「はにわ資料館」が併設される。なお岡山県総社市にも同名の「作山古墳」が存在する…