創建年は不詳ながら、5世紀頃には既に鎮座していたと伝わり、1600年以上の歴史を誇る相模国一宮。祭神は寒川比古命・寒川比女命の二柱で、相模川流域の農業神・水神として古来より地域の信仰を集めてきた。奈良・平安時代には朝廷からも崇敬を受け、『延喜式』神名帳(927年)に名神大社として列せられたとされる。中世には源頼朝をはじめ鎌倉幕府の武将たちが戦勝祈願に訪れたと伝わり、武家の崇敬も篤かった。江戸時代には徳川幕府より社領を寄進され、関東における格式ある神社として広く知られるようになった。明治時代には近代社格制度のもとで国幣中社に列せられた。現在は全国唯一の「八方除」の守護神として年間200万人以上が…