三十八神社は、東大阪市西岩田に鎮座する神社本庁所属の神社である。社名の「三十八」は、全国的にも珍しい社号であり、古代の神名帳や地域の記録との関連が推測されるが、詳細な創建経緯は文献に乏しい。河内国一帯は古来より多くの神社が点在する神祇信仰の盛んな地域であり、当社もその流れのなかで地域共同体の鎮守として機能してきたと伝わる。中世には地侍や村人による氏神への奉仕が続けられ、近世には氏子組織が整備されて村の鎮守としての性格が確立した。明治の近代社格制度のもとで整備され、第二次世界大戦後に神社本庁傘下に入り今日に至る。毎年の例祭を通じて地域住民の精神的紐帯を保ちながら、氏子による維持管理が続けられてい…