袋井市上山梨に鎮座する古社で、延喜式神名帳(927年)に遠江国山名郡の式内社「山名神社」の論社の一つとされる。主祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)で、慶雲3年(706年)の創祀と伝わる。かつては「牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)」と称され、明治の神仏分離令によって現在の「山名神社」に改称した。山名郡の郡名を冠する神社であることから、古来より当郡の惣社的な格式を持つとも伝えられる。境内には樹齢数百年を超える巨木が立ち並び、地域の産土神として袋井市内外からの参拝者が訪れる。近隣の「山名神社(森町一宮)」とともに式内社の論社として比定されている。