猿田彦大神は天孫ニニギノミコトが高天原から降臨する際に道案内を務めた神で、「道の神」「旅の守護神」として全国の道路・峠・辻に祀られてきた。野口町は東村山市の西部に位置し、西武多摩湖線沿線の住宅地として発展した地区である。猿田彦信仰は中世の旅人や武士が往来した道沿いに根付いていることが多く、当社も旧来の道路沿いに鎮座する地域の守護神として機能してきた。現代では交通安全・引っ越し・開業などの方位守護祈願が盛んに行われ、野口町の氏子に親しまれている。神社本庁傘下の氏神として例祭が毎年執り行われている。