東海道五十三次の宿場町・関宿(三重県亀山市関町)に鎮座する日本最古の地蔵菩薩として名高い古刹。天平13年(741年)、行基菩薩が旅人の安全を願って地蔵菩薩を安置したのが始まりとされ、「日本三大地蔵」のひとつに数えられる(「鎌倉六地蔵」「宗谷地蔵」とともに)。本尊の地蔵菩薩立像は重要文化財に指定されており、旅の安全と厄除けを祈る参拝者が今も絶えない。関宿は東海道の宿場の姿を最も完全な形で残す町並みとして国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、関地蔵院はその中心的存在として地域のシンボルとなっている。