妙高市に鎮座する関山神社は、妙高山信仰の総本社として越後の人々に崇められてきた古社である。妙高山を御神体とし、火の神・雷神として信仰される関山大権現を祀る。古くから修験道の霊場としても発展し、平安・鎌倉時代には全国から修験者が集まる山岳宗教の中心地であった。境内には重要文化財に指定された建造物が残り、長い歴史の重みを感じさせる。春の開山祭と秋の例大祭には多くの参拝者が集まり、古来より続く神事が執り行われる。妙高高原への登山道の起点にも近く、登山と参拝を組み合わせるコースが人気である。深い緑の中に佇む境内からは妙高山の雄大な姿を望むことができ、訪れる人々に大いなる自然の霊威を感じさせる。