三匹の鯱(しゃちほこ)を載せた三階櫓が全国唯一の特徴を持つ城。1598年に溝口秀勝が築城を開始し、三代宣直の時に完成した。表門と旧二の丸隅櫓が現存し、いずれも重要文化財に指定されている。三階櫓は2004年に木造で復元されたが、敷地の一部が自衛隊駐屯地となっているため、櫓の内部には入れないという全国でも珍しい状況にある。城と自衛隊が共存する姿は新発田ならではの光景である。石垣は切込み接ぎの美しい技法で積まれ、堀越しに眺める表門と石垣の景観は見事。城下町には武家屋敷や寺町が残り、越後の城下町の雰囲気を伝えている。新発田藩は堀部安兵衛の出身地としても知られ、忠臣蔵ゆかりの地でもある。