男鹿市の真山(標高555m)に鎮座し、「なまはげ」発祥の地として全国的に名高い神社である。毎年大晦日に行われる「なまはげ柴灯まつり」(国重要無形民俗文化財)は真山神社の境内で執り行われ、たいまつの炎の中をなまはげが舞い踊る幻想的な光景が世界中の観光客を引きつける。なまはげとは鬼の面と蓑をまとった来訪神で、怠け者を戒め、厄災を払い、豊穣と幸福をもたらす霊的存在として信仰されてきた。2018年には「男鹿のナマハゲ」がユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとして登録された。真山神社は縄文時代から続く山岳信仰の聖地でもあり、男鹿半島の自然信仰と修験道が融合した独自の霊場を形成してきた。境内にはなまはげ館も設置されており、なまはげの歴史・文化・面の種類などを詳しく学ぶことができる。男鹿の自然と独自の民俗文化を体感できる秋田を代表する観光・信仰スポットである。