塩原温泉郷に鎮座する古社で、樹齢約1500年の逆杉(さかさすぎ)が圧巻の存在感。
逆杉は国の天然記念物に指定され、幹周りは約10mにも達する巨木で日本屈指の巨樹。
源義家が奥州征伐の途中に立ち寄り、戦勝を祈願したと伝わる由緒ある神社。
塩原温泉の守護神として、湯治客と地元民から古くから崇敬されてきた。
境内は渓谷沿いの自然豊かな環境に位置し、清流のせせらぎが耳に心地よい。
秋の紅葉シーズンには逆杉と紅葉のコントラストが見事な景観を作り出す。
社殿は質素ながらも歴史を感じさせる佇まいで、参拝者を静かに迎える。
温泉街から徒歩圏内に位置し、湯治と参拝を組み合わせた訪問が人気。
近年はパワースポットとして注目され、逆杉のエネルギーを求める参拝者が増加。
塩原温泉の歴史と自然を象徴する聖地として、訪れる人々の心を癒している。
大同2年(807年)に坂上田村麻呂が東征の折に八幡神を勧請して創建したと伝えられる。
逆杉は推定樹齢約1500年で、枝が下に垂れ下がる特異な樹形から「逆杉」と名づけられた。
永承年間(1046〜1053年)に源義家が前九年の役に向かう途中、戦勝を祈願したとされる。
義家は逆杉の霊気に感銘を受け、社殿の修復を命じたと伝わる。
中世には塩原氏の庇護を受け、塩原温泉の鎮守として整備された。
江戸時代には会津西街道の宿場町・塩原宿の守護神として栄えた。
温泉療養に訪れる人々が病気平癒を祈願し、信仰が広がった。
逆杉は明治時代に国の天然記念物に指定され、保護が強化された。
昭和以降は塩原温泉の観光名所と…