静岡市葵区牛妻に鎮座する延喜式神名帳(927年)所載の駿河国安倍郡「白澤神社」(国幣小社)に比定される古社。主祭神は伊邪那美命で、牛妻の開村とともに祀り始められたと伝わる。『惣国風土記』には「和銅3年(710年)、元明天皇の御代に諏訪神社を添えて祭る」と記されており、奈良時代以前から確実に存在していた。延喜5年(905年)の延喜式編纂時には国幣(朝廷から幣帛を受ける)を受ける社として記録された。明治8年(1875年)に村社に列格し、牛妻地内の若宮八幡宮・浅間神社を合祀して現在の四柱体制(伊邪那美命・建御名方命・大雀命・木花咲耶姫命)となった。