埼玉県日高市新堀に位置する真言宗智山派の寺院で、山号は高麗山、寺号は勝楽寺。高句麗滅亡後の霊亀2年(716)、武蔵国に高麗郡が設置され、高麗王若光がその郡領となった。天平勝宝3年(751)、若光の死後に侍僧・勝楽が菩提を弔うために創建したと伝わる。寺名は若光が高句麗より携えた歓喜天(聖天)を本尊としたことに由来するとされる。正平元年(1346)に法相宗から真言宗に改宗。天正18年(1590)に徳川家康が関東に入府した翌年、高麗郷内15石の寺領が寄進された。文応2年(1261)銘の梵鐘は国指定重要文化財に指定されており、聖天院応仁鰐口は埼玉県指定有形文化財。境内には若光の王陵と在日韓民族無縁慰霊…