青森市本町に境内を構える正覚寺は、浄土宗に属する「無量山引接院正覚寺」で、青森市本町一帯に連なる旧寺町四ヵ寺のなかで最も古い創立を誇ります。寛永元年(1624)に青森湊が開港して人口が集まる一方、宗教施設が不足していたことから、開港奉行森山弥七郎が弘前藩への開山申請を行い、2代藩主津軽信枚の許可を得て寛永5年(1628)に開山しました。明和3年(1766)の大地震では周辺の住居や寺院のほとんどが倒壊・焼失しましたが、正覚寺の本堂は奇跡的に倒壊を免れたと伝えられています。明治6年(1873)には青森市最初の小学校(青森小学校)の仮校舎として使用されました。昭和20年(1945)の青森大空襲で本堂…