田川郡添田町に鎮座する神社。奈良時代以来の修験道の霊山として名高い英彦山(ひこさん)の北西麓、岩石山(がんじゃくさん)の麓に位置し、古来より英彦山信仰と深く結びついてきた。社伝によれば、もとは岩石山の山頂に「天満宮」として菅原道真命と天忍穂耳命を祀っていたが、保元年間(1156〜1159)頃、大庭景兼が岩石城(がんじゃくじょう)を築くにあたり、山頂の神祠を現在地の山麓に遷した。以来、英彦山への登山口に近い地の鎮守として、修験者や参拝者の安全を守り続けてきた。明治元年(1868)の神仏分離令を機に社名を「添田神社」と改め、現在に至る。境内からは英彦山を仰ぐ眺望が開け、四季折々の山岳風景のなかで地…