延喜元年(901年)、菅原道真が大宰府へ配流される途上、伊保の港に上陸して松を手植えし「我に罪なくば栄えよ」と祈ったと伝わる。のちに道真の四男・菅原淳茂が播磨国に流罪となり、父ゆかりのこの地に社殿を建立したのが創始とされる。主祭神は菅原道真(天神)で、天穂日命・菅原公達を配祀する。「播磨の三天神」の一つに数えられ、古くから学問の神として広く崇敬を集めた。天正6年(1578)に豊臣秀吉の播州征伐により社殿を焼失したが、天正18年に再建され、江戸時代には幕府から朱印状を与えられた。道真手植えと伝わる「曽根の松」はかつて国の天然記念物に指定されたが昭和27年(1952)に枯死し、現在は五代目の松が境…