大富神社は福岡県豊前市に鎮座し、宗像大神(3柱)・八幡大神(仲哀天皇・神功皇后・応神天皇)・住吉大神(3柱)・斎主神の計10柱を祀る。かつては「宗像八幡社」とも呼ばれ、旧県社・神社本庁の別表神社に列する豊前北部の中心的な神社である。社伝では崇神天皇5年(紀元前93年)に疫病が流行した際、当社への祈願で鎮まったと伝え、2000年以上にわたる信仰の歴史が語り継がれる。天武天皇白鳳元年(672年)には宗像大神の神託により住吉大神・八幡大神・斎主神が合祀された。平安時代の歴史書『日本三代実録』には、貞観2年(860年)に「豊前國大富神に従五位下を授く」と明記されており、古代から国家的な崇敬を受けていた…