篠栗町の若杉山(標高681m)に鎮座する神社で、山頂の上宮と山麓の下宮からなる。若杉山は古来「若杉大権現」と呼ばれた霊山で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を主神とし、神功皇后の三韓征伐にゆかりのある地と伝わる。江戸時代には福岡藩主・黒田長政により社殿が整備され、藩政期を通じて地域の信仰を集めた。若杉山の山中には樹高29〜30m・幹周り8〜10mを超える御神木の大杉が聳え立ち、山岳信仰の聖地としての趣を今に伝える。下宮では毎年春と秋に「太祖神楽」が奉納され、舞神楽・面神楽あわせて13種目が伝承されるこの出雲系神楽は福岡県指定無形民俗文化財に指定されている。篠栗四国八十八ヶ所霊場とともに、篠栗町を代…