川根本町千頭に鎮座する神社で、大井川の上流域に位置する。本社の祭神「敬満神」を祀る関連社であり、延喜式神名帳(927年)に遠江国山名郡の「敬満神社 名神大」として記載される名神大社・敬満神社(島田市)の大井川流域への信仰の広まりを示す。敬満神は秦氏(渡来系氏族)の祖・功満王にあたるとの伝承があり、仁寿3年(853年)に名神として朝廷に認定され、貞観2年(860年)には神位が従四位上に昇叙された。大井川源流部の山村地帯において、秦氏の開拓と農業・機織り文化と結びついた地域信仰を守り続けてきた社である。