英彦山(ひこさん)の山麓に鎮座し、古くから「豊前坊」の名で知られる英彦山修験道の重要拠点。伝承では継体天皇25年(531年)に創建されたとされ、英彦山神宮の元摂社として山岳信仰と修験道の両面で大きな役割を果たしてきた。彦山流記に記された「彦山四九窟」第18番「豊前窟」に建てられた窟寺を前身とし、建保元年(1213年)に社坊として整備されたと伝わる。社殿は巨岩に接して建てられており、英彦山特有の窟文化を今に伝える迫力ある景観が参拝者を出迎える。日本八大天狗の一人「豊前坊天狗」が山中に棲まうと伝えられ、霊山の守護者として古くから篤く信仰されてきた。御祭神は豊日別命・天照大神・天火明命・火須勢理命・…