高柳神社は大阪府寝屋川市高柳に鎮座する神社である。「高柳」の地は寝屋川市北部に位置し、古代の河内国讃良郡(さららぐん)の域内にあたる。讃良郡は天武天皇の時代(7世紀後半)に名が見え、皇室とも縁が深い地域であった。高柳神社はこの地の鎮守として、農耕・水利に関わる祭祀を代々執り行ってきた。中世の荘園制度のもとでは、周辺の荘園領主や地侍たちが社の保護に当たったと考えられる。戦国時代には三好氏や織田信長の攻略により河内一帯が戦場となる時期もあり、社殿の被災や再建が繰り返されたと伝わる。江戸時代には村の鎮守として氏子組織が整備され、明治以降は村社に列格した。現在も地域の年中行事の中心として、住民の信仰を…