大紀町滝原に鎮座する伊勢神宮内宮の別宮で、天照大御神御魂を祀る。伊勢神宮に次ぐ古い神域とされ、倭姫命が天照大御神を祀る地を求めて巡行中、この地に一時鎮座したと伝わる「元伊勢」の候補地のひとつ。大内山川沿いの約44万平方メートルという広大な神域には樹齢数百年の杉の大樹が立ち並び、神聖な静寂に包まれる。参道には冷たく澄んだ滝原清流の御手洗場があり、参拝者はここで心身を清めてから瀧原宮・瀧原竝宮・若宮神社・長由介神社に詣でる。伊勢神宮を小規模にしたかのような凛とした神域は、「知る人ぞ知る伊勢の元宮」として近年静かな人気を集めている。