正保元年(1644)、3代将軍・徳川家光が「三河は徳川家の本国、岡崎は本城」として瀧山寺に東照宮を勧請するよう命じ、竹中左京亮重常を造営奉行として翌正保2年(1645)に着工、正保3年(1646)8月に完成して同年9月に正遷宮が執り行われた。家康の出身地・三河の地に建てられたことから、日光・久能山と並ぶ日本三大東照宮のひとつに数えられる。権現造の本殿・幣殿・拝殿・中門・鳥居・水屋などの社殿群は昭和28年(1953)に国の重要文化財に指定され、昭和44〜46年(1969〜71)に大修理が実施された。内陣には狩野探幽筆の三十六歌仙の額が飾られるなど、江戸初期の豪奢な装飾を今に伝える。