八戸市の種差海岸に鎮座する磯神社は、天然芝が広がる海岸草原と岩礁が美しく調和する種差海岸の自然の中に佇む古社である。種差海岸は三陸復興国立公園(陸中海岸国立公園)の北端に位置し、波に侵食された断崖と天然芝の草原が広がる独特の景観で国の名勝・天然記念物に指定されている。磯神社はその海岸の守護神として漁師や航海者の信仰を集め、大漁祈願・海上安全のご利益で知られる。境内からは太平洋の雄大な眺めが広がり、晴れた日には遠く水平線まで見渡すことができる。種差海岸への訪問者が多い春から秋にかけては観光客も参拝に訪れ、地域の信仰と観光が共存している。毎年春の例大祭には八戸の漁師たちが大漁を感謝して参拝する伝統が続いている。