三沢市三沢字寺下に所在する青龍寺の境内に祀られる観音堂で、「寺下観音」として地域に親しまれている。本尊は聖観世音菩薩で、下北半島から南部地方にかけての観音信仰の中心地の一つとして古くから多くの参拝者を集めてきた。境内は豊かな自然に囲まれており、特に春の桜と秋の紅葉の季節には参道が美しく彩られる。境内には観音堂のほか、複数の堂宇と石仏群が点在しており、信仰の深さを物語っている。三沢市は米軍三沢基地があることで知られるが、この寺は地域の仏教文化の長い歴史を伝える場所として大切にされている。毎年春に行われる例大祭では周辺地域から多くの参拝者が集まり、観音信仰の伝統が今も息づいていることを示している。