矢板市の山中に佇む真言宗智山派の古刹で、坂東三十三観音番外札所として知られる。
行基菩薩の開基と伝えられ、1300年近い歴史を持つ山岳寺院。
本尊の千手観音は県指定文化財で、厄除け・安産の御利益で信仰を集める。
境内の「お堂の大杉」は樹齢約800年の巨木で、栃木県指定天然記念物。
参道は苔むした石段と杉木立に囲まれ、深山幽谷の趣が漂う。
境内からは矢板市街と日光連山を望むことができ、眺望も素晴らしい。
毎年4月の花まつりには多くの参拝者が訪れ、地域の春の風物詩となっている。
紅葉の名所としても知られ、11月には境内が美しく色づく。
山道のハイキングコースが整備され、自然散策と参拝を楽しめる。
矢板市を代表する文化財スポットとして、歴史好きの参拝者にも人気。
天平元年(729年)、行基菩薩が聖武天皇の勅願により千手観音を刻んで開創したと伝えられる。
以来、山岳修行の霊場として僧侶たちの修行の場となってきた。
平安時代には真言密教の道場として発展し、多くの修行僧が集まった。
中世には塩谷氏など地元武将の庇護を受け、寺域が整備された。
坂東三十三観音の番外札所として巡礼者の信仰も集めてきた。
戦国時代の兵火により一部の堂宇が焼失したが、本尊は守られた。
江戸時代には幕府の庇護を受けて再建され、地域の信仰の中心として栄えた。
「お堂の大杉」は鎌倉時代から境内に立つ巨木で、寺院の歴史を見守ってきた。
明治以降は真言宗智山派の寺院として法灯を守り続けている。…