宗佐厄神八幡神社は加古川市八幡町野村に鎮座し、応神天皇(八幡神)を主祭神とする。創建の年代は不詳だが、古くから播磨国における厄除の大社として知られ、「厄神さん」の通称で親しまれてきた。八幡神が武神であるとともに疫病・災厄を払う力を持つとの信仰が広まる中、播磨の人々が厄年に参詣する慣習が根付いた。特に節分の時期に行われる「厄神祭り」は播磨地方の一大行事で、旧暦正月十八・十九日に合わせた大祭には近隣各地から多くの参拝者が訪れる。旧社格は郷社。本殿・境内は播磨平野の農村集落の中にあり、地域の産土神としての役割も担いながら、広域の厄除信仰の核として現代に至る。