所沢市山口に位置する真言宗の古刹で、正式名称は金乗院。
武蔵野三十三観音霊場の第13番札所として巡礼者に親しまれている。
境内には五重塔が聳え立ち、所沢のランドマーク的存在となっている。
二層の山門(仁王門)は彫刻が見事で、力強い仁王像が参拝者を迎える。
奥の院には洞窟があり、胎内くぐりの体験ができる珍しいスポット。
千体地蔵や縁結び観音など、境内の見どころが非常に多い。
春の桜、秋の紅葉と四季折々の美しさで、カメラ愛好家にも人気。
狭山湖・多摩湖に近く、自然豊かな環境の中に佇む。
毎月18日の観音縁日には護摩供養が行われ、参拝者で賑わう。
西武狭山線・西武球場前駅から徒歩圏内で、アクセスも便利。
金乗院(山口観音)は、大同5年(810年)に弘法大師空海によって開創されたと伝わる真言宗の古刹である。創建当初から観世音菩薩を本尊として祀り、武蔵野の地における信仰の拠点となった。中世には関東武士団の篤い帰依を受け、戦国期には幾度かの兵火に遭いながらも法灯を絶やさなかったとされる。江戸時代には真言宗寺院として組織が整備され、武蔵野三十三観音霊場の第13番札所に定められて広く巡礼者を集めるようになった。境内の五重塔は近代以降に建立されたものとされ、現在では所沢を代表する景観の一つとなっている。奥の院の洞窟や二層の仁王門、千体地蔵など境内の諸施設も時代ごとに整備・充実が図られてきた。明治の廃仏毀釈…